一色町は波穏やかな三河湾に面し、愛知県西三河の南を流れる矢作川のデルタ地帯にひらけた町です。豊富な水量、年間を通し日射量の多い温暖な気候、町域の約80%が海抜ゼロメートルの平坦な地形など恵まれた自然環境を生かし、水産業や農産業が発達し、また観光資源も豊富な町です。
現在、食品に関して、産地などのトレース情報開示や無登録農薬使用の有無、衛生管理の仕方など安全性が厳しく求められています。私たちの食の安心・安全・信頼性を守るため、愛知県幡豆郡一色町では、養殖100年の伝統が築いた養鰻技術のノウハウ、また生産者の懸命な努力で 安心いただけるおいしいうなぎを育てています。この本物のうなぎを「一色産うなぎ」としてブランド化し、認知していただくために一色産うなぎブランド普及協議会を設立し様々な普及活動を行っています。
四面が海の日本では、水産生物は捕獲しやすく、海水魚や貝類、また淡水魚など200~300種の出土物があり、鰻の骨も縄文時代(紀元前8、7000年~紀元前200年頃)の遺 跡から出土しています。 どのような調理法で食べていたのかまでは不明ですが、鰻の血液中には毒素があるため、舌を刺すような味と生臭さで生の状態では古代人といえども無理なようですから、火を用いるようになってからのことといえそうです。
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